前回の記事「Wordpressをインストールしたらサイトが消えた件」で、新規のドメインにワードプレスをインストールしたら既存のサイトが消えたと書きました。
今回はサイトが消えた原因と、消えた後にすることについて説明します。

ではまず、サイトが消えた原因からいきましょう。
なぜサイトが消えてしまったのか?
ワードプレスのインストール先のフォルダ構成はこうなっている
今回サイトが消えた原因を説明するには、まず、ワードプレスのインストール先のフォルダの構成を理解する必要があります。
サーバー(私の場合はロリポップを使っています)で独自ドメインの設定をするところに注目してください。
WordPressをインストールする場合、通常は各ドメインに「公開フォルダ」を設定した上で、インストールをします。

この時の公開フォルダとドメインとワードプレスの関係は、以下のようになっています。

独自ドメインは、各々のドメインに設定した公開フォルダを参照してページを表示します。
通常はこのようにドメインに紐づく公開フォルダを作って各々にワードプレスをインストールすることになります。
公開フォルダを空白にしているとサイトが消える
しかし、独自ドメインの設定時に公開フォルダ名を空白にしていると、以下のような構造になります。
公開フォルダを空白にしている=各々のドメイン用に公開フォルダを作っていないので、ドメインの参照先フォルダはルートディレクトリになります。

ルートディレクトリとは、”これ以上、上の階層がないフォルダ”のことだよ。

それぞれのドメインの公開フォルダが「空欄」の場合、ディレクトリ(フォルダ)はこのような構成になっています。
すでに既存のドメイン①でサイトを作っていて、新たに別のドメイン②にWordPressをインストールすると、2つともルートディレクトリのフォルダを参照しているので、そのフォルダにワードプレスが再度インストールされ上書きすることになり、元々あったサイトが消えてしまいます。
今回私のサイトが消えたのは、各々のドメインの設定時に公開フォルダを空白にしていたことが原因でした。
ドメインが1つだけなら問題は起きないのですが、2つ目のサイトを作る時にはWordPressをインストールするドメインの公開フォルダを設定する必要がありました。
サイトが消えた時の復旧方法と今後の対策
今回のようにWordPressをインストールしてサイトが消えた時は、
①消えたサイトの復旧 と
②今後の対策
の両方の作業が必要です。
①は具体的には、サイトのドメイン(URL)に元のサイトのデータのある場所を参照するように書き換えます。
サイトは一見完全に消えたように見えますが、データ自体はサーバーの別の場所に保存されており消えていないので、そのデータがある場所を改めてドメインに教えてやる、という感じでしょうか。
②は今回新たに作ろうとしているドメインに公開フォルダを設定してやることで、既存のドメインが使っているフォルダを使わないようにしてやることです。
これをしないと、復旧してもワードプレスをインストールすると何度も同じことが起こってしまいます。

消えた既存サイトの復元方法の記事でサイトの復元方法を具体的に説明します。


